「不正受給の状態でしょ?」坂上忍、生活保護受給者に暴言

[3行まとめ]
①坂上忍、正当な生活保護受給者を不正受給者扱い
②弱者に厳しく強者に優しい坂上忍の処世術を見習え
③今お金がある人も、もし無くなれば生活保護を受ける

2017年3月6日(月)に放送された『好きか嫌いか言う時間』で、タレントの坂上忍(49)がスタジオ内にいる生活保護受給者に対して「不正受給の状態でしょ?」と失礼な質問をした。もちろん実際は不正受給ではなかった。正当な理由で合法的に保護を受けている経済弱者に対して、坂上のように色眼鏡で見て糾弾しようとする差別主義者が後を絶たない。

生活保護を受給しているというだけで白眼視されるギスギスした社会のせいで、保護が必要な人の多くが受給をためらってしまう。日本弁護士連合会のデータによると、生活保護が必要な人の80%以上が受給していない。みなが堂々と受給できる環境であれば、「おにぎりたべたい」と書き残して孤独死するような人を生み出さずにすんだかもしれない。

人命を守るために生活保護制度を拡充しようとする弁護士に対しても、坂上忍は「いくら人権派ってったってねえ……」と半笑いで見下した態度をとっていた。弁護士が冷静に論理的な説明をしたにもかかわらず、「受給者は悪」という思い込みを持った感情的な人には内容が伝わらなかった。

とはいえ、坂上忍も馬鹿ではない。中卒ではあるが処世術には長けている。普段は「ブスは嫌い!」などと大声で断定的な個人的主張をするが、今回の生活保護受給者に対しては「不正受給だ!」と決めつけるのではなく一応「不正受給でしょ?」と質問の形をとった。

近くに弁護士がいるせいなのか、はたまた相手の受給者が屈強な青年だったせいなのか。過去の同番組でか弱い女子中学生に対しては強気な態度で否定的意見を言い切っていた坂上忍の態度を思い返すと、相手が自分より弱いと思えば強く出るし、肉体的に勝てなさそうな相手には下手に出るのかもしれない。

厳しい現実世界で生き残るための賢い知恵である。この狡猾な坂上と同じように、生活保護受給者も自分が生き残ることを第一に考えよう。堂々と生活保護の制度を活用しよう。坂上のような輩が見下してきても気にしないほうがいい。彼らもなんらかの事情でいざ自分が生活に困窮した暁には必ず生活保護を受給するのだから。

画像:『無料の写真 – Pixabay』
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