「わかってんならやるな」坂上忍、元ストーカーに暴言

[3行まとめ]
①坂上忍の番組に元ストーカーの一般男性が出演
②ストーキングをやめたくてもやめられなかった心情を告白
③坂上忍は「わかってんならやるな」と恫喝(どうかつ)した

坂上忍がまたいい人ぶって視聴率を稼いだ。2017年4月3日放送のTBS『好きか嫌いか言う時間』は、ストーカー問題がテーマ。過去にストーカー被害にあった女性の恐ろしい体験談が披露された。さらに、いまは違うがかつてストーカーだったことがある男性の告白もあった。

元ストーカー男性は「やめたほうがいいとはわかってはいるけれど、ストーカーをやめることができなかった」と、当時の思いをカメラの前で話した。この告白を聞いた坂上忍は一瞬で厳しい表情になり、「わかってんならやるな」と恫喝した。

スタジオ内の被害女性たちはきっと、坂上忍の力強く頼もしい発言を胸のすく思いで聞いていたことだろう。自分を傷つけた許せないストーカーに対して、絶大な権力を持つ有名人の坂上忍が代わりに攻撃し返してくれたのだから。

しかし、この発言こそが逆に新たなストーカー被害を広げてしまう事実に、坂上は気づいていない。

わかっていてもやめられないというのは依存状態である。ギャンブル・アルコール・ドラッグなど、依存症になると自力で脱出できないものがたくさんある。ストーカーもその一つで、解決するためには周囲の助力が必要となる。

何かに依存する原因は人間関係のストレスである。既にストレスをかかえている依存者に対して、坂上がしたように暴言を吐いてさらなるストレスをかけてしまうと、彼らをますます依存の道へと追いやってしまうことになるのだ。

今回の放送で坂上から攻撃された男性一人の問題ではすまない。このようなストーカー攻撃がテレビで放送されることにより、全国のストーカー加害者はどんどん追いつめられる。やめたくてもやめられず、どんどんストーカー行為がエスカレートしてしまう。

坂上から暴言を浴びせられた元ストーカーの彼は現在、ストーカー加害者の更生を支援する活動を行っている。坂上のような暴言に同調しがちな息苦しい社会からストーカーを守り、地道に一人一人と向き合ってストレスを緩和していくことで、やめたかったストーカー行為をやめられるように手助けしている。

本当にストーカー被害を減らすことができるのは、このような活動だ。坂上のようにただ「わかってんならやるな」と怒ってガス抜きをするだけでは逆効果である。坂上忍は自らの好感度と視聴率を上げるために将来のストーカー被害を増加させるという悪質な行為を慎むべきだ。

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「議論する意味ない」博多大吉、中井貴一を一蹴。「昔の芸能人は破天荒だった」

[3行まとめ]
①漫才師の博多大吉、中井貴一からの批判に反論
②昔の芸能人は破天荒、今は空気を読むだけの小物
③心地よい話が聞きたいか、耳障りな話が聞きたいか

お笑いコンビ『博多華丸・大吉』の博多大吉(46)が珍しく毒を吐いた。大吉が噛み付いた相手は、大御所俳優の中井貴一(55)。昨今のコンプライアンス重視の風潮を疑問視する中井の提言に対し、大吉は「なんかズレてる」「議論する意味ない」とバッサリ。2017年3月19日のフジテレビ『ワイドナショー』での一幕だ。

昔の芸能人は本当に破天荒だった、と中井は述懐する。浮気や不倫にドラッグ使用などなど、多少の不祥事は確かに当時しばしば報じられていた。中井は、そういうものが芸の肥やしとなり、いい芝居ができる俳優になる、と主張している。批判や炎上を恐れてビクビク生活していては、芸を磨くことなどできない。

番組内では、同様の批判をしている脳科学者の茂木健一郎(54)の意見も紹介された。茂木は、最近の芸人は空気を読んでばかりで面白くないと主張している。(MCの松本人志は「茂木は脳科学的にセンスがない」とおちょくった。)

中井や茂木の意見に対する、博多大吉の反論は次のようなものだった。昔の破天荒なテレビが面白かったわけではない。今そういう破天荒な番組をやってもすぐ打ち切りになる。その時代時代に合った芸を見せるのが大事。そもそもこういう話をすること自体がなんかズレてる。議論する意味はない――

時代に合ったコンテンツとは、その時代を生きている人々の嗜好に合ったものということ。大昔の視聴者が現代のテレビ番組を見ても面白くないし、現代人が大昔のテレビ番組を見ても面白いとは感じない。博多大吉などの最近の芸能人が小さくまとまっているのは、そういう芸風を望む我々視聴者が生きている現代だからだ。

こういったきつい空気の縛りがある中で、それでもがんばって破天荒な部分を出そうとしている芸能人もいる。しかし出しすぎれば引かれて消える。空気の許容範囲内で出さねばならない。微妙なさじ加減が求められる。これは難しい。

だから、生き残って成功しているのは、本当の破天荒ではなく破天荒を演じている芸能人だけになる。ダウンタウン松本だろうが有吉弘行だろうが、毒舌ぶってはいるが本当に危険な話は絶対にしない。危険風味の安全話を、ハラハラしながらありがたがって聞いているのが我々視聴者だ。

そんなもので我々は本当に満足しているのだろうか?

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坂上忍が犯罪者予備軍扱いした一般女性の子供「笑って見てました」

[3行まとめ]
①坂上忍に暴言を吐かれた一般人が後日リアクション
②お茶の水女子大学が研究、親の学力は子どもにうつる
③坂上が毛嫌いした高学歴ママの主張「努力して成長しよう」

各所で物議を醸している、TBSテレビの人気番組『好きか嫌いか言う時間』。スタジオに出演した一般人に対する坂上忍の過激発言は、しばしば世間を騒がせている。その坂上が起こした炎上事件のうちの一つに、今回新たな展開が見られた。坂上から暴言を吐かれた一般人の側から内部情報が提供されたのだ。

この事件が起こったのは、2017年2月27日放送分の『高学歴ママvs中卒ママ』のコーナー。中卒の坂上忍が高学歴ママの子育てを「(子どもが)犯罪に手を染めそう」と、極めて失礼な言葉で侮辱した。視聴者からは、「ひどい」「娘さんがかわいそう」などの意見があった。しかし今回、坂上から批判された当の高学歴ママからは「(娘は)笑って見てました」というコメントが届いた。

我々視聴者は、高学歴ママの子育てを見くびっていたのかもしれない。子どもは弱いものだと勝手に決めつけて、坂上の理不尽な口撃で傷つけられてしまうのではないかと勝手に不安になっていた。事実は、全くそんなことはなかった。傷つくどころか坂上の暴言を笑って聞き流せるほど強くしなやかな心を持っていた。

そんな立派な人間に育つことができたのは、子ども本人の努力とともに、高学歴ママの努力のおかげでもある。一体どのような教育方針で子育てをしてきたのだろうか。残念ながら、それはほとんどオンエアされなかった。エキセントリックな監視手法やテレビ映えする容姿端麗な娘のVTRが主に使われ、肝心の母親の教育論を聞く時間がなくなってしまった。

でも落胆する必要はない。高学歴ママの教育論に興味がある人は、彼女のブログで読むことができる。中卒でも諦めずに努力すれば成長できる、と彼女は主張する。一般に言われている学力遺伝論とは正反対の意見である。

お茶の水女子大学が文部科学省の委託で実施した平成20年度の研究によると、親の特徴が子どもの学力に影響することがわかっている。たとえば本を読んだり芸術をたしなむ親の子どもは成績が高く、女性週刊誌やバラエティ番組を見ている親の子どもは学力が低かった。

以上は親の学力が子どもにうつることを示す研究結果だ。しかし他方では明るい一面もある。成績上位者の約35%が、このような恵まれない環境で育った子どもだというのだ。低学歴家庭全体で見れば親と同様に低学歴になる子どもが多い一方で、その中の一部の子どもは確実に低学歴から抜けだしている。

35%とはいえ、そもそも絶対数が少ない成績上位者の中での割合だ。全体で見ればごくわずかである。それでも、そのわずかの子どもたちは、家庭環境からの悪影響を教育ではねのけて大きな成長を遂げている。不利な状況でも自らの努力で勝ち上がろうというのが、件の高学歴ママの本当に言いたかったことだった。この主張をあなたはどう聞くだろうか。

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板東英二、自らの脱税を茶化す。坂上忍に注意されるも罪を認めず

[3行まとめ]
①タレントの板東英二が過去の脱税を茶化した
②反省の色が見えない板東に坂上忍が注意した
③浅田舞の素直なドン引きにカンニング竹山が苦しいフォロー

元プロ野球選手でタレントの板東英二(76)が久しぶりにテレビの前に姿を表した。過去に世間を賑わせた自身の脱税問題について語るためだ。2017年3月14日、フジテレビ系列で19:00から放送された『実録! 金の事件簿 こんな奴らは許さない!』という番組での一幕だ。

板東は2012年に、名古屋国税局から7500万円の申告漏れを指摘された。そのうち5000万円が所得隠しと認定され、重加算税など約2800万円の追徴課税処分を受けた。重加算税とは、脱税が特に悪質な場合に限って課される重大な罰則である。

そもそも、サラリーマンのほとんどは自分で税金の申告をしなくても脱税とはならない。給料を支払っている会社が従業員の代わりに税金を納めているからだ。事務所に所属する給料制のタレントでもそれは同じ。そうではなく、フリーで活躍するタレントの場合には、自分が納めるべき税金は自分で計算して税務署に報告する必要がでてくる。

その税金の申告を、板東はきちんと行っていなかった。自分が納めるべき税金の金額をわざと少なく計算して、なるべくお金を払わなくて済むようにしていたということだ。国に嘘をついて、不正に得をしていたのである。あとで調べられたらそれがバレて、結局は本来払うべきだった金額よりももっと多くお金を取られることになった。

このように自らの悪事が既に白日のもとにさらされているにもかかわらず、番組内で板東は反省の態度を見せなかった。話題をカツラにすり替えて茶化すだけで、わざと税金をごまかしていた事実は決して認めなかった。板東ののらりくらりとした対応に業を煮やした坂上忍から「板東さんにとって得なことはないと思います」と注意されても、最後まで板東は謝らなかった。

スタジオゲストの浅田舞も、板東の強弁にはさすがに引き気味だった。普通の人の素直な感想として、板東を悪い人だと思ったと述べた。そこですかさずカンニング竹山が「板東さんはいいおじさんです」とフォローを入れた。おかげで雰囲気はかろうじて和やかになり、板東の罪は糾弾されることなく番組終了となった。

たしかに竹山にとっては板東はいいおじさんにすぎないだろう。板東が脱税しても、大富豪の家に生まれた竹山には何の損もない。しかし、税金で賄われている警察、消防、医療、教育などの公共サービスに依存するしかない庶民にとってはどうか。正しく税金を納めている名もなき一般人たちにとって、大脱税者・板東英二はいいおじさんで済むわけがない。

最後に板東は、今後はテレビの仕事を増やしていきたいと身勝手な願望を語った。板東はテレビの特性を知らないらしい。誰でもタダで見られるからこそ、テレビは貧しい庶民ほどよく見ている。真面目に働いて真面目に税金を納めている視聴者にとって決して許すことのできない罪を犯してしまった――そういう自覚を持って心から反省しない限り、板東を使う番組は今後も出てくることはないだろう。

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「不正受給の状態でしょ?」坂上忍、生活保護受給者に暴言

[3行まとめ]
①坂上忍、正当な生活保護受給者を不正受給者扱い
②弱者に厳しく強者に優しい坂上忍の処世術を見習え
③今お金がある人も、もし無くなれば生活保護を受ける

2017年3月6日(月)に放送された『好きか嫌いか言う時間』で、タレントの坂上忍(49)がスタジオ内にいる生活保護受給者に対して「不正受給の状態でしょ?」と失礼な質問をした。もちろん実際は不正受給ではなかった。正当な理由で合法的に保護を受けている経済弱者に対して、坂上のように色眼鏡で見て糾弾しようとする差別主義者が後を絶たない。

生活保護を受給しているというだけで白眼視されるギスギスした社会のせいで、保護が必要な人の多くが受給をためらってしまう。日本弁護士連合会のデータによると、生活保護が必要な人の80%以上が受給していない。みなが堂々と受給できる環境であれば、「おにぎりたべたい」と書き残して孤独死するような人を生み出さずにすんだかもしれない。

人命を守るために生活保護制度を拡充しようとする弁護士に対しても、坂上忍は「いくら人権派ってったってねえ……」と半笑いで見下した態度をとっていた。弁護士が冷静に論理的な説明をしたにもかかわらず、「受給者は悪」という思い込みを持った感情的な人には内容が伝わらなかった。

とはいえ、坂上忍も馬鹿ではない。中卒ではあるが処世術には長けている。普段は「ブスは嫌い!」などと大声で断定的な個人的主張をするが、今回の生活保護受給者に対しては「不正受給だ!」と決めつけるのではなく一応「不正受給でしょ?」と質問の形をとった。

近くに弁護士がいるせいなのか、はたまた相手の受給者が屈強な青年だったせいなのか。過去の同番組でか弱い女子中学生に対しては強気な態度で否定的意見を言い切っていた坂上忍の態度を思い返すと、相手が自分より弱いと思えば強く出るし、肉体的に勝てなさそうな相手には下手に出るのかもしれない。

厳しい現実世界で生き残るための賢い知恵である。この狡猾な坂上と同じように、生活保護受給者も自分が生き残ることを第一に考えよう。堂々と生活保護の制度を活用しよう。坂上のような輩が見下してきても気にしないほうがいい。彼らもなんらかの事情でいざ自分が生活に困窮した暁には必ず生活保護を受給するのだから。

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