静電気予防の最終兵器は『壁ドン』だった!


↑人体の電気抵抗値を測定中

冬になると気になってくる静電気。ドアノブでバチッ! 車でもバチッ! 手と手が触れ合うときだってお構いなしにバチバチッ! べつに怪我をするってわけじゃないけれど、やっぱり鋭い痛みはイヤですよね。迷惑千万なこの静電気、被害を防ぐには一体どうすればいいのでしょうか?

それにはまず敵を知る必要があります。静電気のメカニズムは単純で、こすれると電気がたまるってだけ。小学生のとき、頭を下敷きでこすって遊びましたよね。大人になった今では、セーターを脱ぐときに服同士がこすれたり、歩くときに靴と地面がこすれたりと、気づかないうちに何かがこすれて電気がたまってしまいます。

夏場は湿度が高いので、こすれてたまった静電気も、たまったそばからどんどん空気中へ逃げていきます。水分が電気の通り道になるからですね。ところが乾燥した冬には逃げ場がなく、静電気はたまる一方。そんなとき、水よりもさらに電気を通しやすい金属なんかに触れてしまったら……たまりにたまった静電気たちは、ここぞとばかりに一気に押し寄せます。この急激な静電気の脱出劇が電撃となり私たちに痛みをもたらすのです。

一斉に逃げだすと痛い。静電気がゆっくりと逃げられるような道があればいい。冬であっても、夏場の湿気に代わるようなちょうどいい何かがないものか……そこで登場するのが『壁ドン』です。壁は木でできていたり、壁紙が貼ってあったりします。木や紙は、鉄や人体ほど電気を通しやすいわけではないけれど、全く通さないってわけでもない。適度に電気を通してくれる壁にドンッと手の平をくっつけて、たまった静電気をゆっくりと安全に避難させてあげましょう。

画像:筆者撮影

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