板東英二、自らの脱税を茶化す。坂上忍に注意されるも罪を認めず

[3行まとめ]
①タレントの板東英二が過去の脱税を茶化した
②反省の色が見えない板東に坂上忍が注意した
③浅田舞の素直なドン引きにカンニング竹山が苦しいフォロー

元プロ野球選手でタレントの板東英二(76)が久しぶりにテレビの前に姿を表した。過去に世間を賑わせた自身の脱税問題について語るためだ。2017年3月14日、フジテレビ系列で19:00から放送された『実録! 金の事件簿 こんな奴らは許さない!』という番組での一幕だ。

板東は2012年に、名古屋国税局から7500万円の申告漏れを指摘された。そのうち5000万円が所得隠しと認定され、重加算税など約2800万円の追徴課税処分を受けた。重加算税とは、脱税が特に悪質な場合に限って課される重大な罰則である。

そもそも、サラリーマンのほとんどは自分で税金の申告をしなくても脱税とはならない。給料を支払っている会社が従業員の代わりに税金を納めているからだ。事務所に所属する給料制のタレントでもそれは同じ。そうではなく、フリーで活躍するタレントの場合には、自分が納めるべき税金は自分で計算して税務署に報告する必要がでてくる。

その税金の申告を、板東はきちんと行っていなかった。自分が納めるべき税金の金額をわざと少なく計算して、なるべくお金を払わなくて済むようにしていたということだ。国に嘘をついて、不正に得をしていたのである。あとで調べられたらそれがバレて、結局は本来払うべきだった金額よりももっと多くお金を取られることになった。

このように自らの悪事が既に白日のもとにさらされているにもかかわらず、番組内で板東は反省の態度を見せなかった。話題をカツラにすり替えて茶化すだけで、わざと税金をごまかしていた事実は決して認めなかった。板東ののらりくらりとした対応に業を煮やした坂上忍から「板東さんにとって得なことはないと思います」と注意されても、最後まで板東は謝らなかった。

スタジオゲストの浅田舞も、板東の強弁にはさすがに引き気味だった。普通の人の素直な感想として、板東を悪い人だと思ったと述べた。そこですかさずカンニング竹山が「板東さんはいいおじさんです」とフォローを入れた。おかげで雰囲気はかろうじて和やかになり、板東の罪は糾弾されることなく番組終了となった。

たしかに竹山にとっては板東はいいおじさんにすぎないだろう。板東が脱税しても、大富豪の家に生まれた竹山には何の損もない。しかし、税金で賄われている警察、消防、医療、教育などの公共サービスに依存するしかない庶民にとってはどうか。正しく税金を納めている名もなき一般人たちにとって、大脱税者・板東英二はいいおじさんで済むわけがない。

最後に板東は、今後はテレビの仕事を増やしていきたいと身勝手な願望を語った。板東はテレビの特性を知らないらしい。誰でもタダで見られるからこそ、テレビは貧しい庶民ほどよく見ている。真面目に働いて真面目に税金を納めている視聴者にとって決して許すことのできない罪を犯してしまった――そういう自覚を持って心から反省しない限り、板東を使う番組は今後も出てくることはないだろう。

画像:『無料の写真 – Pixabay』
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