くわばたりえ、独自の育児論でボロ儲け。過去の幼児虐待疑惑に徹底抗戦

[3行まとめ]
①くわばたりえ幼児虐待疑惑で逆に人気上昇
②子育て中の一般女性に対する講演活動実施
③具体例一つで全体を理解することはできない

フジテレビのトーク番組『ボクらの時代』、2017年3月12日(日)の放送では、お笑いタレントでありながら子育てをしている3人の女性が登場。仕事や育児、夫との関係などのおしゃべりに花を咲かせた。

そのうちの一人、くわばたりえ(40)は数年前、週刊誌で幼児虐待の疑惑を報じられたことがある。発端は、2017年3月7日(火)放送をもってあっけなく打ち切りとなった日本テレビ『解決!ナイナイアンサー』だった。

これは、お笑いコンビ『ナインティナイン』が司会を務めていたバラエティ番組。矢部浩之(45)が結婚して仕事に対する情熱が薄れたり、岡村隆史(46)の精神が痛々しいほど摩耗するなどして、視聴率が取れなくなってきた割にギャラの高いナイナイがバッサリ切り捨てられた。

ナイナイアンサーがかろうじて勢いを保っていた時期、くわばたが出演して自分の子供を殴っているという告白をしたことがある。一部のネットユーザーから批判の嵐が巻き起こったが、それは彼らが子育てを知らないからだった。実際に苦労して子供を育てている母親たちからは、くわばたに対する共感の声が上がっていた。

『ボクらの時代』でくわばたは、子供は大好きだけどつらいこともたくさんあると述べた。一般の子育てママたちが言いたくてもなかなか言えないことを、有名人のくわばたがテレビで言ってくれた。現在くわばたには全国各地から育児に関する講演の依頼が舞い込んでいるという。

くわばたはこれから小池百合子都知事の催しにも参加すると自慢げに語った。政界進出を視野に入れているのかもしれない。バラエティ番組で面白おかしくおしゃべりしているうちは良かったが、これで政治家を目指すとなれば話は別だ。

有名な芸能人であるというだけで、無能な人間が当選してしまうのは危険である。自分が子育てをしているからといって、他人や社会の子育てを議論できる資格があるということにはならない。くわばたの単なる個人的な経験が全員に通用するわけではない。

一つの具体例でしか語れない素人ではなく、全体を広く見渡して抽象度の高い議論ができる有能な人材は、他にたくさんいる。その人自身が子育てをしている必要はない。子育てをしている他の人々から様々な意見を聞いてまとめあげる作業こそが求められていることである。

このような勘違いが見られるのは、育児分野だけに限らない。たとえば自分が東日本大震災で被災したからといって被災者代表ぶってみたり、性的少数者だからといってLGBTの全てを理解したつもりになっていたり、沖縄に行ってみたからといって沖縄人の総意を代弁している気になっていたり。

当事者であることをあたかも特権的な立場ででもあるかのように錯覚して偉そうに振舞っている人間は恥ずかしい。変えられない身分という権威に寄りかかるのではなく、話の中身で勝負することはできないのだろうか。少なくとも、そうしようとする試みこそが、本当に自分たちを理解することにつながるというのに。

画像:『無料の写真 – Pixabay』
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「くわばたりえ、独自の育児論でボロ儲け。過去の幼児虐待疑惑に徹底抗戦」への2件のフィードバック

  1. こんばんは

    自分も、今朝の放送を見て何か「えぐみ」みたいなものを感じました。

    このまま、くわばたりえが女性党みたいなものの第一線に立って演説してそうだというのが、即座に頭に浮かびました。

    おそらく、政界に進出するでしょう。
    「あたし、変えたいねん」って言葉がそれを物語っていました。ヤル気マンマンでしたね。

    たぶん、比例区かと。
    くわばたりえが獲得した票が他の議員当選に利用出来ますからね。

    客寄せパンダ…

    1. やる気があるのは悪くないんですけど、くわばたさん以外の人も同じようにやる気を持っているかもしれません。
      それなのに、テレビで顔が売れている芸能人だけが選挙で有利になって当選しちゃうのは不公平ですね。
      落選しちゃう無名な一般人のほうがより公共的な意見を言えるというケースもままありますし。
      芸能人側が自制しないなら、有権者側が賢くなって、知名度に惑わされない投票行動を心がける必要があります。

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