みのもんたの無理解に苦しめられる、自閉症の子を持つ母親たち

[3行まとめ]
①自閉症の子供を持つ母親の生活に密着
②我が子の問題行動や周囲の無理解に苦しむ母
③みんな障害者だったらいい、という発言内容に波紋

2017年2月27日(月)、TBS『結婚したら人生激変!◯◯の妻たち』で、自閉症の子を持つ母親の生活が紹介された。元女子プロレスラーの竹迫望美さん(34)は、飲食業の夫・裕さん、息子の力くん(8)、娘の望愛ちゃんと4人で暮らしている。

力くんは、3歳児検診のときに自閉症と告げられた。物を散らかしてしまったり、同じ行動を繰り返してしまったりする力くんに、望美さんは手を焼いている。

母親のしつけが悪いのではない。自閉症は生まれつきの脳の障害障害。力くんは障害者手帳を交付されていて、最も軽度という判定ではあるが、どうしても日常生活には支障が出る。

望美さんは夫の裕さんと相談して、力くんを普通の保育園に入園させた。自閉症であることは見た目からはわかりづらく、望美さんもあえて公表してはいなかったため、問題行動を起こす力くんは周囲から白い目で見られていた。

スタジオでは、MCのみのもんたやゲストの奥山佳恵が、望美さんの苦労を思いやるコメントを発した。障害児は少数派だから大変、もっといっぱいいたら変な目で見られないですむ、みんな同じだったら全く問題ない、というような内容だった。

まるで全員が障害者になれと言っているような、きわどい発言である。いくら望美さんをねぎらうためとはいえ、ここまで過激な主張をしてはいけないし、むしろみんなが等しく障害を持った状態にならない限り偏見がなくならないというほうが問題だ。

障害のある人もない人もいて、それでいて偏見を持たず共存できる――こんな社会のほうがいい。少数派は不利な扱いを受けて当然だという、多数派少数派双方ともに無自覚に受け入れてしまいがちな前提を断固拒否しよう。

現在、力くんは東京都立中野特別支援学校に通っている。自閉症に理解のある環境で力くんはのびのびと学んでいる。やがて学業を修めてから出ていくことになる社会は、果たして力くんにとって居心地のいい場所となっているだろうか。

画像:『無料の写真 – Pixabay』
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投稿者: 田中たぬき

テレビを見ることが大好きな、家事手伝いの中年男性です。連続ドラマやバラエティ、朝昼晩のニュース情報番組などを見て、感想や意見なんかをブログにメモしています。シェアやコメントなどお気軽にどうぞ^o^ [田中たぬきの詳細プロフィール]

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