インフルで欠場の格闘家。無期限出場停止処分を批判するにわかファンは恥を知れ!

インフルエンザで試合を欠場した格闘家のHidekiが、RISEの公式戦への無期限の出場停止処分を受けた。RISEとは、キックボクシングの試合を開催している団体である。Hidekiの病気で試合がなくなったことにより、対戦者やスタッフ、そしてファンたちに迷惑をかけたということが処分の理由だ。

これに対し、「厳しすぎるのではないか」という批判の声が高まっている。2017年2月15日のテレビ朝日『モーニングショー』内で、リアルタイムで実施されたアンケートでは、約90%の視聴者がこの処分に反対の立場を表明した。同番組のコメンテーターも、「どんなに気をつけていても病気になることはある」と、Hidekiを弁護した。

しかしHideki本人は、完全に自分の落ち度だと認めている。生まれてこのかた一度もカゼをひいたことがないというHidekiだが、よりにもよってこの大事な試合前にインフルエンザにかかってしまったことを悔やんでいた。プロとしての自己管理がなってなかった、と自らの努力不足を強調した。

処分に文句を言うことも、不運をうらむこともなく、ただひたすらに自己を見つめるHideki選手。ストイックな戦士の潔さを理解していない一般人が多い。格闘技を見たこともなく、Hidekiを今日初めて知っただけの人が、「そんな処分は重すぎる。ひどい。かわいそう」などと、いい人ぶっている。

格闘技になじみがないなら、他の例を出そう。三浦建太郎の漫画作品『ベルセルク』に出てくる聖職者の話だ。今まさに孤独死しようとする老人を、まるでマザーテレサのように心優しい修道女が看取ろうとする。しかし老人は、独力で生きてきた私の誇りをあなたの温もりで汚さないでくれと懇願する……

Hidekiの崇高な誇りを、一般人の安易なあわれみで汚してはいけない。彼は同情などこれっぽっちも望んでいない。歯を食いしばるほど悔しかった今回の出来事を、Hidekiは糧にするだろう。一層己を鍛錬し、強さに磨きをかけるだろう。罪を一身に引き受けた孤高のファイターHidekiの再起を待て。

画像:『立技格闘技RISE|Exreme Fight Game RISE(エクストリーム・ファイト・ゲーム・ライズ)』
https://www.rise-rc.com/

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