ロンブー淳、SNSで批判してくる一般人に汚い手口で応酬

お笑いコンビ『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳(43)がテレビでほえた。SNSで批判してくる一般人に対して「直接言えるのかよ」と見下したのだ。田村はSNS専用の携帯電話を準備しており、「会って話そうぜ」と相手を挑発しているという。2017年2月12日、フジテレビのトーク番組『ボクらの時代』で、このひきょうなやり口を田村本人が自慢気に披露していた。

直接会って話すことが、なぜひきょうなのか。田村が自分の有利なフィールドに相手をおびき出そうとしているからだ。田村は頭の回転が速く、弁も立つ。対人コミュニケーションの経験も豊富だ。人気タレントとして活躍しているのも納得である。こんな田村と直接会って話してしまったら、ただの一般人ならすぐにやりこめられてしまうだろう。

実際、番組内でも田村本人がそう語っている。SNSで批判してきた52歳のおじさんと会って話したら仲良くなった、というのだ。確かに、52歳の男性は田村に好意を持ったかもしれない。しかし、田村のほうはどうか。田村は、あまり感情で人を好きになることがないと自分で言っていた。この発言と照らし合わせると、田村は52歳男性と情緒的に仲良くなったのではなく、自分の理屈が通って満足しただけのように見える。

直接会えばうまくまるめこまれてしまうのがオチだ。田村ほどの対人スキルがない一般人は、会って話すのではなくSNSでやりあうほうがいい。SNSなら、ある程度時間をかけ、考えて書くことができる。田村より優位になるわけではないが、少なくとも形式的には同じ位置に立てる。互角に勝負するためには、相手のしかけたワナにひっかからないことが大切だ。

クーリングオフ制度を考えてみればわかりやすい。冷静な判断ができないまま契約してしまった場合、それを取り消すことができる。一応は自分の意志で契約した体になっていても、本当は不本意だったという場合もあるからだ。口のうまいセールスマンにまくしたてられ、あれよあれよという間に契約してしまう……全国で多数の被害者が出ている。

クーリングオフは、通信販売には適用されない。セールスマンと直接会って話しているわけではないので、冷静に判断することができるからだ。ネット通販なら、モニターに映しだされた情報をじっくり吟味して、ゆっくり時間をかけて考えてからメールで注文できる。ロンブーの田村とは、直接会ってはいけない。ネットを使って防御しろ。

「直接言えるのかよ」という田村の挑発に乗せられるな。SNSはひきょう、直接言うのが誠実だと田村は定義し、それを相手におしつける。自分に有利な、自分が勝てるルールだからだ。直接言うのが必ずしも誠実なわけではない。本当に誠実なのは、正々堂々と向きあうことだ。相手をあざむいて自分に有利な方法を選ばせるのではなく、正々堂々と同じ条件で、SNSをとおして一般人からの批判に対応すればいい。対応したいのならば。

画像:『ボクらの時代 – フジテレビ』
http://www.fujitv.co.jp/jidai/

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