朝の生放送で羽鳥慎一が痛恨のミス!市川海老蔵「親の顔が見たい」

2017年2月6日、テレビ朝日の報道番組『モーニングショー』で羽鳥慎一(45)が痛恨のミスをした。市川海老蔵(39)の妻で闘病中の小林麻央(34)について、”退院”と言うべきところを誤って”引退”と言ってしまったのだ。さすがにまずいと思ったのか、羽鳥はすぐに謝罪して訂正した。

映像では、市川が舞台にのぼって演技をしているところが流されていた。客席にいた自身の子供が騒いだことに対して市川は「親の顔が見たい」と冗談を言った。市川の子供であるとナレーションがあったにもかかわらず、羽鳥は再度、あの子供は市川の子供だと念を押した。クレームを恐れての、いつもの丁寧すぎる気づかいだ。

おかげで人気アナウンサーランキング2位にのぼりつめた。アナウンス力の高さにも定評がある。その羽鳥がなぜ、今回のような凡ミスをしてしまったのか。オーストリアの精神分析学者ジークムント・フロイトによれば、言い間違いには深層心理が表れるという。人前で言ってはいけない本音が、言い間違いという形をとって外へこぼれ出てしまうのだ。

確かに、ガンという命にかかわる病と真正面から必死に戦っている小林に向かって”引退”などとは普通の神経では言えない。しかし一方で、大病を患ってもなお今までどおり仕事に精を出すというのが難しいことも皆わかっている。その心の底にある不安が、つい口を滑らせて出てしまったか。

それだけならまだいい。問題はもう一つの可能性である。引退は仕方ないという気持ちより一歩進んで、引退してほしいという気持ちがある場合だ。小林には、特に嫌われるような要素はない。むしろ人気があるほうだ。にもかかわらず引退してほしいとはどういうことか。

小林は美人だ。仕事もできる。夫は有名な歌舞伎俳優。お金に困らない。成田山の豆まきでは、2人の子供の愛らしい姿が耳目を集めた。非の打ち所のない、幸せを絵に描いたような家庭である。通常だったら、一般庶民はねたんでぶつぶつ言うだろう。しかしそんな現象は見られない。

小林が病気だからだ。弱っている人に向かって文句を言うことはできない。そんなことをすれば、した方が総スカンを食らう。我々には、嫉妬することすら許されていないのだ。行き場を失ったストレスは心の奥に封印される。普段は意識することもない禁じられた本音は、言い間違いという形でしか出られない。

同じ芸能界に身を置く羽鳥としては特に小林をねたんでいるわけではないだろう。しかし気配り名人の羽鳥である。一般視聴者の気持ちに共感する能力を備えていても不思議ではない。不満をかかえた庶民の声なき声に共鳴した羽鳥の無意識が、言い間違いと電波に乗って日の目を見たのかもしれない。

画像:『テレビ朝日|モーニングショー』
http://www.tv-asahi.co.jp/m-show/

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